2008年03月08日

亀甲墓(かめこうばか)とは?

亀甲墓(かめこうばか)とは?「なんなんだ!このお墓は?」と思った人のために・・・

沖縄のお墓は、本土とはかなり形がことなります。
沖縄で見たことがある人でも、
あれが個人のお墓だと思う人は少ないのでは(^^)
最低でも20坪以上の大きさの亀甲墓がたくさんあるんですよ。


亀甲墓(かめこうばか)とは?


名前の由来は、外形が亀甲上(きっこうじょう)「亀の甲羅」に似ているので、「亀甲墓」と言われています。
呼び方は、「かめこうばか」「きっこうばか」、方言だと「カーミクーバカ」です。


亀甲墓は「横穴式」の「掘り込み式」タイプです。
つくり方は2通りあり、岩山に横穴を掘る方法と、石をアーチ状に組んで、その上に土砂をかぶせて
造り、マチバカと称されている方法があります。※参考図書(沖縄の冠婚葬祭 那覇出版社より)

最近では、土地が少ない、法律の改正、予算などので「掘り込み」タイプではないものが主流です。
参照写真→亀甲墓(完成写真)亀甲墓(かめこうばか)とは?

もう1つは、女性の腹部・子宮をあらわしたもので、門がまえが、女性が足を開いている様子に似ています。
墓の入り口は、ちょうど「産道」にあたり、人は母の母内から生まれ、再び帰っていくと言われています。

もともと中国の福建省から伝わったものらしく、実際私たちも、福建省でそっくりなお墓を見てきました。

あと、お墓だけではなく、うちなんちゅじらー(沖縄の人の顔)(^^)、独特のほりが深い顔がたくさんいました。私たちのガイドをしてくれた女性も、友達そっくりでビックリ(*_*)しました。

沖縄のお墓の歴史は、沖縄の文化にも大きく関っています。
のちのち、それも紹介したいと思いますので、よろしかったら、見てくださいね。


亀甲墓(かめこうばか)とは?
よろしければ、こちらもよろしくお願いします。




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Posted by ぼっちー at 19:10│Comments(1)沖縄のお墓
この記事へのコメント
シーミーの事にもふれてください。
Posted by 有馬仁美 at 2017年11月09日 18:30
 
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